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レディオヘッドの2曲を現代音楽家のスティーヴ・ライヒが“再構築”


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レディオヘッドの2曲を現代音楽家のスティーヴ・ライヒが“再構築”

  • 2012.01.30
  • 19:24

レディオヘッドの2曲を現代音楽家のスティーヴ・ライヒが“再構築”

3月5日UKのサウスバンク・フェスティバルで、現代音楽家のスティーヴ・ライヒがレディオヘッドの曲を再構築した作品を上演することが発表された。プログラムのタイトルは『Radio Rewrite』、現代音楽作品を演奏することを目的したオーケストラ“ロンドン・シンフォニエッタ”のメンバー13人によって演奏されるという。

ライヒはミニマル音楽(最小限の要素と反復を幾重にも重ねることによって生み出される音楽形式)の祖とも言われ、ジャンル問わず幅広く影響を与えてきた有名な作曲家。レディオヘッドのメンバー達も以前から影響を公言していたし、特にギタリストのジョニー・グリーンウッドは現代音楽の造詣も深く、近年は映画のスコアも手掛けることが多く、その作品には現代音楽的な要素が多く見られる。“ヒーロー”と崇める現代音楽家クシシュトフ・ペンデレツキとアルバムまで作ってしまった程なのだが、その作業でポーランドを訪れていた際に現地で何本かのコンサートを行い、ライヒの有名曲「エレクトリック・カウンターポイント」を演奏したのが今回のことのきっかけらしい。それを観たライヒ自身が感銘を受けたらしく、それまでは直接会ったことは無かったらしいが、ジョニーと話し込んでいるうちにレディオヘッドの音楽に強い興味を持ったのだとか。

取り上げる曲は『Kid A』から「エブリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」と、『イン・レインボウズ』から「ジグソー・フォーリング・イントゥ・プレイス」の2曲で、“ロンドン・シンフォニエッタ”のチーフは「直接的に曲を引用するということはまず無いだろう。ライヒがどのように原曲を使用して音楽を作るのかというのも今回のプロジェクトの興味深いポイントになると思う」と話しており、単なるレディオヘッド“オーケストラ・バージョン”になるとは到底考えにくい。ミニマル音楽の巨匠が、世界1ユニークなロック・バンドとも言えるレディオヘッドの楽曲にどのような解釈を与えるのか、当日まで楽しみにしていたい。

Photo:(C) Gareth Gay-ALPHA / Globe Photos / Zeta Image

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