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【コラム】話題の映画『WALL・E/ウォーリー』からいろいろと連想してみる…。

  • 2008.11.25
  • 20:52
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12月5日より全国ロードショーとなるディズニー/ピクサーの話題作『WALL・E/ウォーリー』に登場するロボットが『ショートサーキット』に登場するロボットによく似ていると話題になっているが、そっちではなく、“アポジー&ペリジー”の方を思い出したという人も結構いるのではないだろうか?

アポジー&ペリジーは、かつてニッカウヰスキー“マイルドニッカ”のCMに登場したつがいのロボットキャラクター。その愛らしいルックスに魅了された人は数知れず。1984年には三宅裕司と戸川純による覆面ユニットとしてシングル「月世界旅行」(C/Wは「真空キッス」、いずれも作詞:松本隆/作曲:細野晴臣)もリリースされている。アンニュイな気分たっぷりな戸川純のヴォーカル、リズミカルに音階を紡いでいくメロディー、耳に優しく脳に心地良いシンセの音色は、当時のリスナーを淡い“ときめき”へと誘い、ほのかな温もりで包み込んだのだった…。

余談ではあるが、2003年にリリースされた、ラジオ番組「G.A.だにょ」のテーマソング「ミラクル★テレパシー」(歌:新谷良子、田村ゆかり、真田アサミ)には、“ドレミファソ”と歌うフレーズがあり、かつエンディングを“ドレミファソラシド”で締め括っている点が「月世界旅行」を彷彿とさせている。この「ミラクル★テレパシー」の作詞・作曲・編曲を担当しているのが、元P-MODELのメンバーであり、現在はsoyuz projectとして活動している福間創。彼が戸川純率いるヤプーズに加入していた期間とこのCDのリリースが重なっている点も、意外に興味深い事実といえるだろう。

話を戻すが、アポジー&ペリジーといえば、同名義でのアルバム『超時空コロダスタン旅行記』(1984年リリース)も忘れがたい。こちらは、越美晴やテストパターン、PINKの福岡ユタカ、元ヤプーズの吉川洋一郎ら、往年のテクノ/ニューウェーヴ好きにはたまらないアーティストが多数参加している日本テクノポップ史に残る大名盤。封入のライナーには、まるで「スーパーゼビウス」の“ファードラウト”ばりに壮大なストーリーも掲載されており、スペイシーかつ浮遊感溢れるサウンドも含め、たっぷりとその世界観に浸れる秀逸な内容となっている。

『WALL・E/ウォーリー』の公開を間近に控えた今、敢えてこれらの音盤を聴いて壮大な物語に想いを馳せてみる…なんていうのも、意外とオツな音楽の楽しみ方ではないだろうか。





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